Terroir

渡辺果樹園のテロワール

渡辺果樹園のテロワール

渡辺果樹園は、
大河「信濃川」の
ほとりにあります。

私は河原の土手から眺める、
雄大な信濃川の風景が大好きです。


太古の昔から氾濫を繰り返しながら
この土地はとてもとても豊かになりました。


冬、大地は
降り積もる雪の下で地中を湿らせ、
存分に英気を養います。


待ちに待った春の芽吹きは、
圧倒的エネルギーを放ちます。


安定した夏の日差しは、
植物達に活力を与え続けてくれます。


そして秋、雨の恵みを受けながら、
多くの果物たちが実ります。

この日本一ともいわれる土地を
大切に管理していたら、
2メートルの棒すらすっぽり入る
畑になりました。

「根っこが喜ぶ土地を作りたい」
そんな思いでくだもの達と
向き合っています。

How To Grow

Nature Farmの果物の育て方


果樹そのものの生命力を活かすための手間を惜しまず、
できるだけ農薬を抑え、余計な肥料を与えません。
また、土、水、自然環境を配慮し、本来の力を使った栽培にこだわり、
より純粋で繊細な果物づくりに取り組んでいます。

01

土壌づくり

なんといってもこれが基本!

植物は、根をはって育ちます。だから土質は肝心!
元気な土に立つ果樹は、本来の生命力を発揮して
のびのびと育つことができるのです。
良い土壌づくりをすると、無駄な農薬や肥料を使わずに育つことができるのです。

もみがらに粉砕したお米、竹パウダーや蟹殻、キノコを育て終わった廃菌床に
高炭素水溶性堆肥も混ぜて土に撒きます。

02

苗木づくり

すべてはここから始まります。

どのような品種を選び、植えたそれぞれの苗木をいかにのばしてやるのか。
渡辺果樹園では、お客様に試食をしてもらいながら、
喜んでもらえる品種を探りながら苗木に未来を託します。

03

害虫駆除

出来る限り自然由来のもので…

果樹には、何種類かの害虫がつきます。
薬を散布すれば簡単なことですが、少しでも散布回数を減らし、
環境に負担を掛けないようにと日々考えています。

当園では殺虫剤散布の回数を1回でも減らせるよう、
自然由来物質の利用もしながら毎年チャレンジしています。

04

良質な水の散布

これが腕の見せ所!

人が体に良い水を選ぶように、果物にも質の良い水を与えたい…
今年は遠赤外線とマイナスイオンと
記憶水処理で水を活性化する工程をトリプルに!
樹がより健全な生育をしてほしいと願いながら…
そうすることで、農薬散布濃度を25%から50%薄くすることができます。
梨、ぶどう、西洋なし、皆順調な生育状況です。

05

枝の管理

これが腕の見せ所!

肥料に頼らず、植物自身の力で成長させるために、1本の木、
1本の枝を見ながら丁寧に育てています。
そして、冬には冬の枝の管理…1年を通して枝を切ったり
引っ張ったりねせたりしています。

【緑枝剪定】
成長する力が果実にも行きわたるよう、強すぎる枝は先を摘みます。
手間はかけても、肥料にできるだけ頼りたくないのです。

【支持】
‘ぶどう’はツル性の木なので、混み合わないように適当な場所で枝を固定します。
‘ナシ’の枝は、太陽に向けて立つように固定します。
葉がたくさんの光を浴びて、自ら栄養をつくりだせるようにするためです。

【剪定】
葉が落ちてから、剪定をします。冬の仕事として枝の支持のし直しも。
はたから見ると寒くつらい作業に見えるのですが、
私の頭の中は、もうすでに春なのです。
雪解け後、気温の上昇と共に、樹のどこからどのような新緑の芽が伸びるのかを
イメージしながら作業をするのです。
つまり本人にとっては一年のスタートであり、夢のあるワクワクする仕事であり、
じつはニヤついているかもしれません。

06

花つけ

花つけをしてみませんか?

花が咲いたら受粉作業です。一つ一つに花粉をつける作業。
短い間の作業ですから、助けを借りて一気にやらなければなりません。

渡辺果樹園の花付けをお手伝いしてくださる
「みつばち隊」を募集中

花つけ作業の助っ人を毎年募集してます。
お礼に実った果物を差し上げています。
お問合せお待ちしています。
TEL:0256-34-5470
FAX: 0256-47-3922
E-mail:info@nature-farm.com

07

実の管理

果物全ての実を一つ一つ大切に。

1本の木で育てられる実には限りがあります。
木の大きさ、枝ぶり、葉の数に合わせて果実のなり方を整えて、
一粒一粒が濃厚な味を持つよう、果実はならせ過ぎないように育てます。
だから、実がなり始めた頃から摘果し、
木の体力に合わせた実のつけ方に整えます。
数を欲張ってはダメなんです。ブドウやルレクチェも、
一つずつしっかり育つように実を減らします。
果樹園の全ての実を一つ一つ大切に扱っているんです。

08

音楽生育

音の波動を果物に。

一日3回バッハの曲がぶどう畑に響き渡ります。
生育促進効果をねらっているのですが、実際にアメリカにおいて
樹液の流れが活発になる事が確認されています。
また、ルレクチェは成熟期に
モーツァルトノピアノ協奏曲23番・25番を聴かせています。

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